パソコンや家電の消費電力を測るために「ワットチェッカー」を購入。
- パソコン1日あたりの電気代は?
- PCゲームを起動させたときの消費電力は?
これらが知りたくて購入しました。
Bluetooth対応のワットチェッカー
ラトックシステムから発売されているBluetooth対応のワットチェッカーです。
この記事で紹介しているものは「REX-BTWATTCH1」という古い型になります。現在は後継機の「RS-BTWATTVH2」が発売されているのでこちらを買うのがいいでしょう。
本体に消費電力を確認できるモニターは設置されていません。
スマホやパソコンのアプリを使って確認することになりますが、離れた場所からでもすぐに接続して確認できるから面倒がありません。
- サイズ:約95×55×37mm
- 重量:約110g
直接コンセントに挿すだけで簡単に設置することができます。
最大1500Wまでの家電を接続することが可能。対応する電圧は100Vまでなので、200Vの家電を測ることはできません。
周波数は50/60Hzのどちらにも対応しています。
スマホアプリとの接続方法
まずは、スマートフォンにアプリをインストールしておいてください。
iPhone、Android、Windowsに対応しています。
スマホとペアリングする
本体をコンセントに挿して、スマホのBluetooth設定から「WATT CHECER」を見つけてペアリングするだけでOK。
アプリと接続する
あとはアプリを起動して「接続」と「グラフを表示」を押してください。
大体、5~10秒で接続することができます。
表示できる項目
- 消費電力 (W)
- 電圧 (V)
- 電流 (mA/A)
- 消費電力量 (Wh/kWh)
- CO2排出量 (mg/g/kg)
- 測定経過時間 (日/時/分)
- 電気料金 (銭/円)
消費電力や電気料金など7項目を一覧で表示することができます。グラフ表示も可能です。
実際に消費電力を測ってみた
1日単位で約50ヶ月分の計測データを本体に保存することができます。コンセントから抜いても、消費電力量や測定日データは保持されるので安心してください。
アプリに接続したとき、それまでに計測したデータがちゃんと反映されるようになっています。
電気料金単価を設定する
「電気料金単価」はアプリの「環境設定」から設定することができます。
電力量料金単価(円/kWh)は一律でなく、3段階に設定されていることが一般的です。具体例として、東京電力の従量電灯Bプランの電力量料金は以下の通り。
- 0~120kWhまで 19.88円
- 120kWhを超えて300kWhまで 26.48円
- 300kWhを超える 30.57円
この場合は「26円」に設定しておくといいでしょう。
電力会社よって料金は違うので、自分のプランをよく調べてから設定してください。
パソコンの消費電力
マルチタップのコンセントを接続すればシステム全体の消費電力を把握することができます。
とりあえず、60日分を測ってみました。
アプリの一覧を見れば、現在の消費電力が92.2Wであることや、電気料金が累計で2,618円であったことがひと目でわかります。
電気ケトルの消費電力
カップラーメンに必要な300mlのお湯を作るのにかかった電気代は、約83.8銭という結果になりました。「100銭=1円」なので1円未満でお湯が作れたということになりますね。
それから、消費電力が0.01W単位でわかるのが何気に便利です。
まとめ
- Bluetoothでスマホと接続
- 離れたところから確認できる
- コンセントを挿すだけの簡単測定
- 7種類の計測データを一覧表示
- 100V/15A、1500Wまで接続可能
- 50ヶ月分のデータを本体に保存
「計測データをコンセントがあるところまで見に行かなくていい」というのは思ったよりも快適です。椅子に座ったまま消費電力や電気代をリアルタイムで確認することができますからね。
リアルタイムな消費電力から累計の電気代がまるわかり。大変便利なものでした。素直に買ってよかったと思える商品です。