NVIDIA Geforce ドライバーを完全に削除する方法を紹介します。
使用するのは、『DDU(Display Driver Uninstaller)』という無料の専用ツールです。
DDUは、ドライバーの不具合解消や、グラフィックボードの交換時に役立ちます。
NVIDIA ドライバーをダウンロードする
NVIDIAドライバーを完全に削除した後、再インストールするために必要なドライバーを事前に用意しておきましょう。
必要なドライバーを探す
まず、NVIDIAの公式サイトにアクセスして、必要なドライバーをダウンロードします。
お使いのグラフィックボードのモデル名とOSを項目から選択します。
Windows ドライバーの種類は「DHC」または「標準」から選択します。
最新の項目では「推奨/認証」を選択してください。
最後に、「探す」をクリックすると、下にドライバーリストが表示されるので、必要なドライバーをクリックしてダウンロードしてください。
ドライバーの種類(DHC、標準)の確認方法
ドライバーの種類が分からない時は、以下の方法で確認することができます。
「NVIDIAコントロールパネル」を起動し、左下にある「システム情報」をクリックします。
詳細欄にあるドライバータイプに「DHC」または「Standard(標準)」と表示されています。
また、現在のドライバーのバージョンもここで確認できます。
最新のDDUをダウンロードする
まず、DDUの公式サイトから最新版をダウンロードします。
Our Softwaresにある「Display Driver Uninstaller(DUU)Vxx.x.x.x Released.」をクリックします。
ページを下までスクロールし、「Click here for DOWNLOAD & SUPPORT.」をクリックします。
「*** Download DDU “Portable / self-extracting” ***」をクリックするとファイルがダウンロードされます。
ダウンロードした「DDU.exe」をダブルクリックし、解凍します。
保存する場所を選んで「Extract」をクリックします。
フォルダを開いて中身を確認したら、次の作業に移ります。
ネットを切断する(重要)
DDUを使ってドライバーを完全に削除しても、パソコンがネットに繋がっていると、Windowsが勝手にドライバーを適用してしまいます。
Windowsによるドライバーの自動更新を防ぐため、パソコンをインターネットから切断しておく必要があります。
- 有線の場合:LANケーブルを抜く
- 無線の場合:Wi-FiをOFFにする
セーフモードで起動する
DDUは、OSをセーフモードにして使うことが強く推奨されています。
「スタートメニュー」を開き、「電源」アイコンをクリックします。
電源メニューが開いたら、「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックします。
「オプションの選択」画面になったら、「トラブルシューティング」をクリックします。
「詳細オプション」をクリックします。
「スタートアップ設定」をクリックします。
※「スタートアップ設定」の項目がない場合は、「その他の修復オプションを表示」をクリックしてください。
「再起動」をクリックします。
再起動後、キーボードで「4」または「F4」キーを押すと、セーフモードが起動します。
黒い画面で、四隅にセーフモードと表示されていれば成功です。
DDUでドライバーを完全に削除する
セーフモードの状態でDDUフォルダを開き、「Display Driver Uninstaller.exe」をダブルクリックします。
「OK」をクリックします。
「閉じる」をクリックします。
※オプションは推奨設定がされているため特に変更の必要はありません。
①で「GPU」、「NVIDIA」を選択し、②の「削除して再起動(強く推奨します)」をクリックします。
ドライバーの削除が終わると、自動的に再起動します。
ドライバーをインストールする
再起動後、ダウンロードしておいたドライバーをインストールすれば完了です。
おつかれさまでした。