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インストール不要!adb/fastbootコマンドを簡単に導入する方法

adb/fastbootコマンドを簡単に導入する方法

面倒なインストールは不要!

この記事では、簡単な手順で「adb/fastbootコマンド」を使用できるようにする方法を解説します。

「環境変数の設定」と「USBドライバーのインストール」を行うだけで、すぐにこれらのコマンドが使えるようになります。

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Platform Toolsをダウンロードする

まず、以下のリンクから『Android SDK Platform Tools』をダウンロードします。

platform-toolsをダウンロードする

リンク先にある「SDK Platform-Tools for Windows」をダウンロードしてください。

zipファイルを解凍する

platform-toolsを解答する

ダウンロードした「zipファイル」を解凍すると、「platform-tools」というフォルダが作成されます。

Cドライブ直下に置く

platform-toolsをCドライブの直下に移動する

解凍した「platform-tools」フォルダをCドライブ直下に移動させます。

環境変数を設定する

次に環境変数を設定し、adbコマンドを使えるようにします。

システムの詳細設定を開く

Windows11 システムの詳細設定を開く

[Windows]+[Pause]キーを押し、開いたウィンドウにある「システムの詳細設定」をクリックします。

環境変数をクリックする

システムの詳細にある環境変数をクリック

「システムのプロパティ」が開いたら、「環境変数」をクリックします。

Pathを選択して編集をクリックする

システム環境変数にあるPathを選択

「システム環境変数」にある「Path」を選択し、「編集」をクリックします。

新規追加する

環境変数名の編集にある新規をクリック

「環境変数名の編集」が開くので「新規」をクリックします。

画像の②に入れるアドレスは「platform-tools」フォルダのある場所を指定します。

今回はCドライブ直下に置いたので、

C:\platform-tools

と入力して「OK」をクリックします。

以上でadbコマンドの導入は完了です。

adbコマンドの確認をする

「コマンドプロンプト」または「PowerShell」を起動します。

コマンドプロンプトにadbと入力する

「adb」と入力してエンターを押します。

adbコマンドの確認

このようにずらーっとログが表示されたら成功です。

USBデバッグを有効にする

パソコンがスマホを認識するように設定します。

開発者向けオプションを有効にする

ビルド番号を7回タップする

スマホの「設定」→「端末情報」をタップします。

一番下にある「ビルド番号」という文字を「7回連続でタップ」します。

開発者向けオプションが有効になりました

「開発者向けオプションが有効になりました。」と表示されたら成功です。

USBデバッグをONにする

開発者向けオプションをタップする

「設定」→「システム」→「開発者向けオプション」の順にタップします。

USBデバックをONにする

「USBデバッグ」という項目を「ON」にします。

スマホとパソコンを繋ぐ

このパソコンからのUSBデバックを常に許可する

スマホをUSBケーブルで接続すると、許可を求めるダイアログが出るので「常に許可する」にチェックを入れて、「許可」をタップします。

デバイスマネージャーで確認する

ちゃんとパソコンがスマホを認識しているか確認します。

USBケーブルでスマホとパソコンを繋ぐ

まず、パソコンとスマホをUSBケーブルで接続します。

xiaomi fastbootモードの起動画面

スマホの電源を一度OFFにしてから、「ボリュームダウン」+「電源ボタン」を同時に長押ししてFastbootモードを起動します。

デバイスマネージャーの開き方

この状態でデバイスマネージャーを開きます。

スタートボタンのロゴを右クリックするか、 [Windows]キー + [X]キーを押すとメニューが表示されます。

デバイスマネージャーでAndroidに黄色いビックリマーク

「ほかのデバイス」の項目で、「Android」に黄色の警告マークが表示されている場合は、ドライバーがインストールされていないことを意味します。

もし、ここでAndroidデバイスが正常に認識されていれば、次のUSBドライバーをインストールする作業は飛ばして構いません。

操作→ハードウェア変更のスキャン

ちゃんと接続したのに何も表示されない場合は、「操作」メニューから「ハードウェア変更のスキャン」を選択すると、表示されることがあります。

USBドライバーをインストールする

黄色の警告マークがあるデバイスに、ドライバーをインストールします。

手順1. USBドライバーをダウンロードする

まず、Get the Google USB Driverにアクセスし、「Google USB Driver」をダウンロードします。

各端末のメーカーから、専用のUSBドライバーが提供されているので、そちらを使用しても構いません。

わたしはXiaomi端末を使用していますが、「Google USB Driver」で問題なく認識しました。

Google USB Driverをダウンロードする

開いたページにある「Download the Google USB Driver ZIP file (ZIP).」をクリックします。

同意してGoogle USB Driverをダウンロードする

「規約に同意します」にチェックを入れ、ダウンロードボタンをクリックします。

手順2. ZIPファイルを解凍する

ダウンロードしたGoogle USB Driverを解凍する

ダウンロードしたzipファイルを解凍しておきます。

手順3. 「ドライバーの更新」を選択する

デバイスマネージャーでAndroidのドライバーを更新する

再びデバイスマネージャーを開き、「Android」で右クリックし、「ドライバーの更新」をクリックします。

手順4.「コンピューターを参照して…」をクリック

コンピューターを参照してドライバーを検索

「コンピューターを参照してドライバーを検索」をクリックします。

手順5.「コンピューター上の利用可能な…」をクリック

コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します

「コンピューター上の利用可能なドライバーの一覧から選択します」をクリックします。

手順6.「すべてのデバイスを表示」を選択

ドライバーの更新、すべてのデバイスを表示

「すべてのデバイスを表示」を選択し、「次へ」をクリックします。

手順7.「ディスクの使用」をクリック

ドライバー更新、ディスク使用

「ディスク使用」をクリックします。

フロッピーからのインストールで、参照をクリック

「参照」をクリックします。

android_winusb.infを選択

ダウンロードして解凍しておいた「usb_driver」フォルダを開きます。

その中にある「android_winusb.inf」を選択し、「開く」をクリックしてください。

手順8. デバイスドライバーを選択する

Android ADB Interfaceを選択する

「Android ADB Interface」を選択し、「次へ」をクリックします。

ドライバーの更新警告

ドライバー更新の警告が出たら、「はい」をクリックします。

手順9. インストールして再起動する

このデバイス ソフトウェアをインストールしますか?

「インストール」をクリックします。

ドライバーが正常に更新されました

これでドライバーのインストールは完了です。

ハードウェア設定が変更されました。これらの変更を有効にするためにはコンピューターを再起動しなければなりません。

再起動のウィンドウが出たら、「はい」をクリックします。

手順10. デバイスマネージャーで確認する

デバイスマネージャーのAndroid Devise

デバイスマネージャーを確認し、「Android Device」と表示されていたら成功です。

Fastbootコマンドを打ってみる

それでは、正常にFastbootコマンドが動作するか試してみましょう。

パソコンとスマホをUSBケーブルで接続し、USBデバッグが有効になっていることを確認してください。

Cドライブ直下で右クリックし、ターミナルをクリックする

Cドライブ直下の空白部分を右クリックし、ターミナルで開くを選択すると、「PowerShell」が開きます。

Windows10の場合は、Shiftキーを押しながら、右クリックで「PowerShellで開く」が表示されます。

Fastbootモードを起動させる

adbコマンドでFastbootモードを起動する

まずは、adbコマンドで「Fastbootモード」を起動させます。

Androidが起動している状態で、

adb reboot bootloader

と入力してエンターを押します。

xiaomi fastbootモードの起動画面

少し間をおいてから端末が再起動し、「Fastbootモード」が起動したら成功です。

デバイス名を表示させる

fastboot devicesでデバイス名を表示させる

fastboot devices

と入力すると、そのデバイス固有の識別情報が英数字で表示されます。

端末を再起動させる

fastboot rebootで端末をリブートさせる

fastboot reboot

と入力すると、スマホが再起動してAndroidが立ち上がります。

以上のように動作すれば、adb/fastbootコマンドの導入は完了です。

おつかれさまでした。