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ウーパールーパーの繁殖方法

ペアで飼おう!

ウーパールーパー ブラックのペア

ウーパールーパーのオスとメスがいる環境なら繁殖のチャンスがあります。

ウーパールーパーは1年で15~20cm近くまで成長します。このくらいの成熟した個体にれば、飼育1年目からでも産卵することが可能です。

そして、繁殖させるのはこと自体はとても簡単で、普通に飼育していればいつのまにか産卵していることがほとんどです。

このページではウーパールーパーの繁殖方法を具体的に紹介していきます。

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オスとメスの見分け方

後ろ足の付け根に注目

ウーパールーパー オスとメスの見分け方

  • 膨らんでる→オス
  • 膨らんでない→メス

ウーパールーパー 雄と雌の見分け方

体長15cmほどに成熟してくれば一目瞭然。

逆に小さな頃は見分けがつきません。

産卵の時期

産卵時期は1月~3月頃まで。

寒さを体験させることが重要。水温の目安としては10℃以下。

冬までに成熟していれば1年目でも産卵します。

受精方法

ウーパールーパーの精子袋

繁殖期を迎えるとオスが「円すい型の精子袋」を排出します。

ゼリー状の液体に精子が包まれていて、これをメスが体内に取り込むことで受精します。

産卵場所

ウーパールーパーの産卵場所

ウーパールーパーのメスは産卵をはじめる前に、卵を産み付ける場所を探して水槽内を忙しく動き回ります。

そして、水草・スポンジフィルター・流木などいたる所に卵を産み付けます。

人工水草に産卵したウーパールーパーの卵

上の水槽では人工水草を使用していますが、ちゃんと産み付けてくれています。

水面に近いところに産み付けることが多いです。丈のある水草やスポンジフィルターを水面付近に設置して、メスが高い位置に乗れるようにしてあげるといいと思います。

産卵は1~3日に及び、卵の数は100~500個になることも。

ウーパールーパーの卵

スポンジに付いたウーパールーパーの卵

透明で粘着質な液体の中に黒っぽい卵がいくつもあります。

黒い卵をよく見ると透明な殻に包まれているのがわかります。

卵を隔離する

産卵ネットを使用する場合

ウーパールーパーの卵を産卵ネットに隔離する

卵を隔離する場所は、親ウーパールーパーの水槽を利用するのがベスト。水質が安定していますからね。

熱帯魚用の産卵ネットを水槽に設置して、卵をネットの中に移動させます。

このとき、形の悪い卵や白い卵は受精しなかったものなので水槽内から取り除いてください。

産卵ネットに入れたウーパールーパーの卵

卵はゼリー状の液体に包まれていて、水草などに強めに付着しています。

捕獲ネットではすくうことが出来ないので、素手で卵をやさしく絡め取ってください。

別の容器に隔離する場合

ウーパールーパーの卵を孵化させるための水槽

別の水槽や発泡スチロールの箱、大きめの洗面器などに移しても問題ありません。卵を入れたらエアレーションをしてあげてください。

エアストーンは卵が舞い上がらないように卵から離れた場所へ設置します。エアレーションは24時間行い溶存酸素量を十分に保ちましょう。

底砂やフィルターはこの時点では必要ありません。水換えは水量の1/3程度を毎日交換してあげてください。

卵の成長過程

ウーパールーパーの卵 ウーパールーパーの卵が楕円形になった ウーパールーパーの卵 前後がわかるようになった
1日目
水草やスポンジなどに卵を産み付ける
5日目
卵の中心に線が入り、楕円形になる
10日目
頭とヒレの向きがわかるようになる
ウーパールーパーの卵 中で動き始める ウーパールーパーの卵 エラの形が確認できる 卵からかえったウーパールーパー
13日目
より形がはっきりしてきた。中で動き出す
17日目
3本のエラが確認できる。動きが激しくなる
26日目
次々に孵化し始める。体長は1cm前後

卵の管理

産卵ネット内で成長するウーパールーパーの卵

卵の中身が崩れてしまっていたり、色が他の卵と比べてあきらかにおかしいものは、腐敗して水質の悪化につながるので早めに取り除いてください。

卵の受精率は高く、孵化率も高いのでほとんどの卵が無事に孵ることができます。

孵化するまでの期間は、目安として水温18℃で約10日ほどで孵化します。

卵を産卵ネットに入れた場合、卵から稚ウパが1~2匹孵り始めたら別の水槽や容器に移して飼育していきます。

→続きは「稚ウパの育て方」へ