「ライトスタンド」とは、ストロボやビデオライトなどの照明器具を固定するために必要な撮影機材です。
今回、NEEWER(ニューワー)とUTEBIT(ユートビット)のライトスタンド2点を購入しました。
サイズはどちらも190cmほどのスタンダードなものですが、それぞれ特徴があるので比較していきたいと思います。
今回購入したライトスタンド
NEEWER
UTEBIT
折りたたみ時のサイズ
NEEWERとUTEBITの箱がこちら。
- NEEWER:67cm
- UTEBIT:49cm
わたしがメジャーで計測した実測値。多少の誤差はご了承ください。
UTEBITのライトスタンドは、脚を反転して折りたためるからコンパクト。NEEWERは少し長めですが、幅は細身にできています。
高さを比較
- 最大:190cm
- 最小:75cm
こちらはNEEWERの伸縮サイズ。
脚の開き方で高さは多少上下します。あくまでも目安。
- 最大:188cm
- 最小:145cm
- 水平時:50cm
UTEBITの最大時の高さはNEEWERとほぼ変わりない。
ただし、脚にステーストッパーがないので、脚の開きを無段階に調節可能。脚を水平に開いて立てることもできます。
重さを比較
- NEEWER:1196g
- UTEBIT:1070g
重量差は126g。手に持ってみてもUTEBITのほうが少し軽く感じます。
ステーストッパーの有無
NEEWERには「ステーストッパー」があるので、脚をしっかり固定できます。
ステーストッパーがあることのメリットは以下の通り。
- 構造的に強度がある
- 安定感がある
- 耐荷重が上がる
- 揺れを抑える
安定感があることと、構造的強度があるので耐荷重が上がります。また、三脚自体の揺れを抑えます。
UTEBITはステーストッパーない代わりに、脚を大きく開脚することができる特徴があります。
- 無段階に開脚できる
- 水平に設置できる
- 脚の下に空間ができる
- 小さく折りたためる
脚は無段階に調節することが可能。水平に設置すれば耐荷重も上がります。
また、脚の下に隙間ができるので床に物があっても邪魔になりません。水平に開けば移動時に足を引っ掛ける心配もない。
デメリットは剛性に不安があることですが、コンパクトに折りたため携帯性を重視する方はこちらが良いでしょう。
その他特徴
ツマミはNEEWERが2段、UTEBITが3段。ここでパイプを伸縮して固定します。
NEEWERの伸縮パイプには、スプリングが仕込んであり、機器がドスンと落下したとき底打ちするのを緩和してくれます。UTEBITにはスプリングが入っていませんでした。
ツマミのサイズはNEEWERの方が小さめ。
全体的にUTEBITのパイプは太く、NEEWERは細い。
パイプが細いから不安定ということはなく、むしろステーストッパーのあるNEEWERの方が揺れが少なく安定しています。
まとめ
携帯性を重視、脚が水平に開くことにメリットを感じたならUTEBITがおすすめ。
常に部屋において持ち運ばないならNEEWERがコスパ最高。
個人的にはNEEWERがおすすめです。作りがしっかりしていて、ツマミはグッと締まりパイプをがっちり固定してくれます。
パイプにスプリングが入っているのもグッド。パイプも細いし圧迫感が少ない。ステーストッパーがるので揺れにくく、安定感があります。