富士フィルム X-T100のグリップは浅いから非常に持ちにくい。
わたしは片手で撮影することが結構あるので、カメラを持っていると落としそうで不安になることがあります。
今回はホールド性向上の為に後付できるハンドグリップを取り付けてみました。
WEPOTOのハンドグリップ
円柱型のグリップが特徴的、好みが分かれそうな見た目ですが握り心地は抜群です。
意外にもちゃんとした箱に入って届きました。
くり抜かれた部分からバッテリーとSDカードを取り出すことができます。三脚穴が別にあり、こちらでも三脚に付けられます。
実測重量は97gなので、お世辞にも軽いとは言えません。しかし、グリップを付けると安定感が増すので、グリップが無いときよりも軽く感じます。
取り付け方法
マイナスドライバーでもネジを締められますが、4mmの六角レンチを使ったほうが、よりしっかりとした固定が可能になります。
取り付け後の外観
円柱グリップの高さは5.5cm、素材はプラスチック製です。
また、アルカスイス互換なので対応の三脚にそのまま取り付けることができます。
グリップの幅は2cmです。
真上から見るとこんな感じ。
握ってみた
ハンドグリップを取り付けるとカメラの底が1cm長くなります。その部分にちょうど小指が引っかかるから、小指あまりを解消することができます。
一眼レフのグリップのように指で包み込むように握ることができます。
このハンドグリップを選んだ一番の理由がこれ。グリップが深いから指を引っ掛けてもカメラが落ちません。
X-T100用サムグリップと一緒に使えばさらに快適!
重量は増えましたが、全体のバランスは良くなったようで手ブレが軽減されたように思えます。
関連記事:サムグリップを装着したら安定感が段違いに上がった【FUJIFILM X-T100】
バッテリー交換は簡単に行えます。ただ、SDカードは少し抜き取りにくいかも。
まとめ
- グリップが深い
- 小指あまりを解消できる
- 手ブレを軽減
- 97gの重量増
- アルカスイス互換
- バッテリー交換可能
このハンドグリップを取り付けると、重めのX-T100がさらに97gの重量増になります。しかし、これを犠牲に得られるものは圧倒的な持ちやすさ。やはりグリップがあるとホールドはしっかりします。
持ち運び時の軽さを優先したかったり、15-45mmなどの軽量なレンズだけを使うなら、このグリップは必要ないかもしれません。
「持ちやすさ」か「軽量化」のどちらを取るかで判断されたら良いと思います。