「追加でインストールしたフォントが、特定のアプリケーションで表示されない」
「再インストールしても再起動すると消えてしまう」という場合は、インストール方法に問題があるかもしれません。
インストール方法に問題がある
まずは、フォントの「インストール方法」を確認してみましょう。
通常は、「フォントファイル」を右クリックし、インストールをクリックします。
または、「フォントファイル」をダブルクリックし、「フォントビューアー」からインストールする人も多いと思います。
しかし、これらのインストール方法では「C:\Users\ユーザー名\AppData\Local\Microsoft\Windows\Fonts」にフォントがインストールされるため、特定のアプリケーション上でフォントが表示されないことがあります。
これを解決するには、「すべてのユーザーに対してインストール」をする必要があり、インストール先が「C:\Windows\Fonts」になっていないといけません。
インストール先を確認する
まず、「表示されないフォント」のインストール先を確認してみましょう。
「PC 」> 「ローカルディスク (C:)」>「Windows」の順にクリック。
「Fonts」をクリック。
これで「フォントフォルダ」が開きます。
調べたい「フォントファイル」を右クリックし、「プロパティ」を開きます。
もしフォントが「ユーザーフォルダ」にインストールされていたら、一旦そのフォントをアンインストールし、「C:¥Windows¥Fonts」の「システムフォルダ」にインストールし直します。
フォントをアンインストールする
フォントフォルダから削除する「フォントファイル」を右クリックし、「削除」をクリック。
確認ダイアログが表示されたら「はい」をクリックします。
すべてのユーザーに対してインストールする
続けて、先ほどアンインストールしたフォントを再インストールします。
用意した「フォントファイル」を右クリックし、「その他のオプションを表示」をクリック。
「すべてのユーザーに対してインストール」をクリックします。
これでインストール先が「システムフォルダ」になりました。
Windowsを再起動し、問題のアプリケーションでフォントが表示されるようになったか確認してください。
まとめ
フォントを追加したとき、インストール先が原因で、アプリケーション上のフォントが表示されないことがあります。
トラブルを回避するためにも、フォントを追加するときは「すべてのユーザーに対してインストール」でインストールすることを覚えてしましょう。