サイズの超定番ケースファン、『KAZE FLEX』を購入したのでレビューしていきたいと思います。
サイズのKAZE FLEX
- 静音性が高い
- そこそこの風量がある
- 安くてコスパ抜群
BIOSのファンコントロール設定で、回転数を「600rpm」ほどに抑えれば非常に静音です。
変なノイズも鳴りませんし、通常使いのPCなら、これで十分といった感じ。定番のケースファンになるのも頷けます。
120mmと140mmを購入
今回は「120mm」と「140mm」の両方を購入しました。
PWMの調整範囲は、どちらも300~1200rpmです。
付属品
付属品に「固定用のネジ」と「延長ケーブル」が付いてきます。
大きさとケーブルの長さ
一般的なケースファンの厚さは「25mm」ですが、KAZE FLEXは「防振ゴム」が付いてる関係で「27mm」となっています。
本体のケーブルは「300mm」、延長ケーブルにより「200mm」延ばすことができます。
4pinコネクタ
端子は4ピン。PWM制御なので、BIOSやソフトウエアから回転数を下げることができます。
防振ゴムパッド
防振用のゴムパッドが装着されているので、ビビリ音などは発生しませんでした。
このゴムパッドは、はめ込んであるだけなので、簡単に脱着できます。
PCケースに設置
- 前面の吸気:14cm×2個
- 背面の排気:12cm×1個
定番の配置ですが、これが一番正解に近いと思います。
ちなみにPCケースは、マイクロATX用の『Cooler Master Silencio S400 TG』を使っています。
関連記事:Cooler Master Silencio S400のレビュー
ノイズについて
スマートフォンの「騒音アプリ」で、気になるノイズを測定してみました。
BIOSのファンコントロール設定
MAXの1200rpmは流石にうるさいので、BIOSのファンコントロール設定にて、回転数を600rpmに設定。
ノイズを測定
回転数600rpmのときの騒音は「約28db」でした。PCケースから5cmくらいのところで測ってます。
騒音の目安として30dbは、静かな部屋の環境音と同じくらいなので、ほとんど聞こえないくらいの騒音と思っていただいて結構です。
ちなみに、CPUクーラーは『DEEPCOOL AS500』を使用しています。
こちらも非常に静かなのでおすすめです。
関連記事:「DEEPCOOL AS500」をレビュー。よく冷えると噂のCPUクーラーを買ってみた
風量について
14cmファンに手をかざしてみたところ、さすがに12cmファンよりも風量が多く、同じ回転数でも多くの風をケース内に取り込むことができています。
このときの室温は25℃、パソコン内部は全体的によく冷えていますね。
回転数が600rpmなので、ふんわり風が漂う程度ですが、ケース内のエアフローとしては問題なさそうです。
まとめ
- 超定番のケースファン
- そこそこの風量がある
- 回転数600rpm程度なら無音
- 防振ゴムでビビリ音なし
- リーズナブルな価格
静音性に定評のある『Noctua NF-A14』と迷いましたが、『KAZE FLEX』を使った今では、買わなくて良かったと思えます。
『KAZE FLEX』でも回転数を600rpmほどに落とせば無音になるので、無駄金を使わずに済みました。1,000円ほどで買えるからコスパは最高です。