「DEEPCOOL AS500」をレビュー。よく冷えると噂のCPUクーラーを買ってみた

DEEPCOOL AS500の14cmファン

よく冷えるという噂を真に受けて『DEEPCOOL AS500』を買ってみました。

結論から言うと、ファンはとても静か、冷却性能も満足のいくレベルでしたが、運悪く不良品に当たってしまいました…

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高さに注意!

DEEPCOOL AS500のパッケージ

このCPUクーラーは、全高が164mmあります。

クーラーマスター Silencio S400 TGのレビュー

少し高めとなっているので、PCケースの仕様をよく確認してから購入するようにしてください。

14cmファンのノイズ

DEEPCOOL AS500の取り付け完了

大型の14cmファンを搭載していて、回転数は500~1200rpm。

とても静か

DEEPCOOL AS500 ファンの回転数

BIOSのファン設定で「サイレント」に設定すると「500rpm」くらいになりました。

ケースに耳を近づければ、かすかな音が聞こえてきますが、サイドパネルを閉めて、顔をモニターに向ければファンの音はまったく聞こえなくなります。

CPU温度

AMD Ryzen 5600xにDEEPCOOL AS500を使ったときの温度

室温25℃のとき、アイドル時のCPUパッケージ温度は33℃でした。コア温度は30~31度で推移。

よく冷えている方だと思いますが、サイドフロータイプならこんなもんかなという気もします。

各部詳細

DEEPCOOL AS500 LEDの配線

LEDケーブルは、ヒートシンクの中央を通っています。

DEEPCOOL AS500 ヒートシンクの裏側

CPUとの接触面はニッケルメッキ加工。

DEEPCOOL AS500のヒートパイプは5本

ヒートパイプは5本です。

DEEPCOOL AS500の付属品

付属品にファンを取り付けるための金具が4つあるので、ファンをもう一つ増設することも可能です。

LEDイルミネーション

DEEPCOOL AS500のLEDイルミネーション

はじめイルミネーションは必要ないと思っていましたが、実際に使ってみると意外といい(笑)

透明なサイドパネルを使っているなら「あり」だと思います。

DEEPCOOL AS500のLEDレインボーイルミネーション

一番のお気に入りは、デフォルトの「レインボー」です。

スペック表によると、LEDの消費電力は1.4Wらしい。

LEDの接続方法

接続方法は2種類あります。

DEEPCOOL AS500のLEDコントローラー端子

「手動で調整するコントローラー」と「マザーボードのRGBコネクタにつなぐケーブル」が入っているので、どちらか好きな方を使って接続します。

マザーボードに「RGBコネクタ」があるなら、こちらで接続したほうが調整の自由度は高いです。

もちろん、接続せずに光らせないという選択肢もあります。

CPUクーラーの取り付け方(AMD編)

実際にCPUクーラーを取り付けるまでの手順を紹介していきます。

ソケットを取り外す

ADM CPUソケットの4つのねじを外す

まず、4つのねじを外して、もともと付いているソケットを取り外します。

AMD マザーボードにCPUクーラーを取り付ける

このねじ穴のやつがAMD用のバックプレートなので、このまま使用します。

スペーサーを取り付ける

AMD CPUクーラーのスペーサーねじを取り付ける

AMD用の「ねじ付きスペーサー」を手回しで取り付けます。

ねじ山に不具合が…

DEEPCOOL AS500 ねじの不具合

ところが…1本だけ「ねじ山の精度が悪く」最後まで締まりきりませんでした(汗)

無理やり締めると、ねじ穴がガバガバになりそうだったので交換することに。

交換してもらった

DEEPCOOL AS500をアマゾンで返品交換

Amazonで注文したので、翌日に交換品が届きました。

返品画面にて「交換」を選ぶと、交換品だけ先に送ってくれます。

不具合品の返品はあとからでOK。送られてきた箱に入れて返品します。

ねじ山の精度が悪い

DEEPCOOL AS500のスペーサーねじを取り付ける

うーん、交換品も2本ほど締めるときに引っかかりを感じました。最後まで締められますが、スムーズじゃない。

やっぱり、ねじ山の精度が悪いものが多いのだと思う。

不具合品と交換品で計8本のねじが手元にあるので、精度の良いねじを4本選んで取り付けました。

すぐに交換できるところで買おう

DEEPCOOL AS500 ねじの不具合

Amazonのレビューに同じ不具合が報告されていたので、このねじ山の不具合は相当数あると思われます。

すぐに交換できるAmazonで購入するか、近くのお店で買うのが無難です。

なんというか品質管理が甘いかな。この辺はやはり「中国のメーカーだな~」って思ってしまいますね。

CPUをセットする

少し話が脱線しましたが、取り付け作業を続けていきます。

AMD Ryzen 5600Xをソケットに装着する

「CPUの隅にある▲」と「ソケットの隅にある▲」の目印を合わせてCPUをセットします。

「すっぽん防止ブラケット」を取り付ける

AMD すっぽん防止ブラケットProArtist IFE2とDEEPCOOL AS500

すっぽん防止ブラケット『ProArtist IFE2』を購入したので、これをスペーサーの上にセットします。

CPUクーラーを外したときのピン曲がりを防止するための保険です。

ちなみに『DEEPCOOL AS500』なら問題なく取り付けることができます。

関連記事:Ryzenに「スッポン防止ブラケット」を取り付けてCPUのピン折れを未然に防ぐ!

固定用のナットを締める

ProArtist IFE2にAMD用ブラケットを取り付ける

AMD用の「リテンション」を取り付け、固定用のナットをプラスドライバーで締め込みます。

DEEPCOOL AS500 AMD用ブラケットを装着

どこにも接触することなく取り付けることができました。

ちなみに、マザーボードは『ASUS TUF Gaming B550M-PLUS』を使用しています。

マスキングテープを貼る

AMD Ryzen 5600xにマスキングテープを貼る

きれいにグリスを塗るため、CPUの周りを『マスキングテープ』で囲みます。テープ幅は18mmを使用。

このひと手間をかけることで、初心者でもグリスをきれいに塗ることができます。

AMD Ryzen 5600xにグリスを塗る準備

CPUの端2mmくらいのところにテープを貼り付けます。

また、テープを重ねて貼ることでグリスの厚みを調整できます。わたしは「2枚重ね」にしておきました。

CPUをきれいにする

グリスを塗る前にCPUを掃除しておきます。

CPUについたホコリをブロワーで取る

CPUが指紋で汚れているときは、『キムワイプ』に『無水エタノール』をつけて拭くときれいになります。

ホコリが付着していたら『カメラ用のブロアー』か『エアダスター』で吹き飛ばします。

グリスを用意する

Ryzen 5600XにSMZ-01Rグリスを塗る

グリスは『SMZ-01R』を買ってみました。

容量は1gあれば問題ありません。うまく塗れば3回分は賄えます。

ポイントカードで伸ばす

マスキングテープとぽんとカードを使ってCPUにグリスを塗る

上の方にグリスを棒状に垂らしたら「ポイントカード」などを使って下に伸ばします。

マスキングテープとポイントカードでCPUのグリスを伸ばす

グリスの粘度によって、塗りやすさは異なります。

わたしは一発では決まらず、4~5回やって均等にならしました。

グリスがはみ出してもマスキングしてあるので怖くありません。

テープを剥がす

CPUにきれいにグリスが塗布できた

びっくりするほど均一に塗れています!

ヒートシンクを固定する

DEEPCOOL AS500を取り付ける

ファンを外したヒートシンクを、CPUの上にゆっくりと乗せ、プラスドライバーを使って左右のねじを交互に少しずつ締めていきます。

DEEPCOOL AS500のヒートシンク

これで固定は完了。めちゃくちゃ簡単でした。

14cmファンを取り付ける

DEEPCOOL AS500の14cmファン

あとは「14cmファン」を取り付けたら完了です。配線する向きに気をつけてセットしてください。

ヒートシンクとの接触に注意!

これは『DEEPCOOL AS500』を設置したあとに気づいたことなんですが…

接触すれすれ

DEEPCOOL AS500とPT3 ヒートシンクとの接触に注意

一番上のPCIスロットにボードを取り付けると、ヒートシンクと基板が接触すれすれでした(汗)

2~3mmの隙間があいているので、干渉はしていませんが、ショートしそうで不安だったので対策することに→ショートを防止するための対策

まとめ

  • 全高164mm、ケースに注意
  • ファンの音がとても静か
  • 冷却性能も満足できるレベル
  • LEDイルミネーションがきれい
  • 取り付けがとても簡単
  • ねじ山の不具合に注意
  • ヒートシンクとの接触に注意

ファンの音は、BIOSでサイレントモードに設定すれば、ケースファンの音しか聞こえないくらい静かになります。

冷却性能も「14cmファン」と「大型ヒートシンク」を搭載しているだけあってよく冷えます。

『AS500』が収まるケースを持っているなら選択肢として全然あり。

しかし、ねじ山の不具合だけが残念。不具合品に当たることを考えて、Amazonなどすぐに交換してもらえるところで購入することをおすすめします。

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