この記事では、はじめに「バリュードメインで取得したドメイン」の「ネームサーバーを変更」します。
次にエックスサーバーにそのドメインを追加して「WordPressをインストール」。最後に「常時SSL化」するまでの手順をわかりやすく画像付きで説明してます。
ネームサーバーを変更する
まずは、バリュードメインにログインして「コントロールパネル」を開きます。
左側のメニューから「ドメイン」→「ドメインの設定操作」をクリックします。
設定したいドメインにある「ネームサーバー」のアイコンをクリックします。
すると、「ネームサーバーの変更」画面が開きます。
デフォルトでは「バリュードメイン」のネームサーバーが入力されています。
ネームサーバー 1 | ns11.value-domain.com |
---|---|
ネームサーバー 2 | ns12.value-domain.com |
ネームサーバー 3 | ns13.value-domain.com |
こちらを「エックスサーバー」のネームサーバーに変更します。
ネームサーバー1~5を以下のように入力します。
ネームサーバー 1 | ns1.xserver.jp |
---|---|
ネームサーバー 2 | ns2.xserver.jp |
ネームサーバー 3 | ns3.xserver.jp |
ネームサーバー 4 | ns4.xserver.jp |
ネームサーバー 5 | ns5.xserver.jp |
入力できら「保存する」をクリックします。
これでネームサーバーの変更は完了です。
エックスサーバーにドメインを追加する
次にネームサーバーを変更したドメインを、エックスサーバーに追加します。
まずは、エックスサーバーのログインページにアクセスして「ログイン」します。
ログインすると、トップページが開くので「サーバー管理」をクリックします。
すると、「サーバーパネル」が開きます。
右上にある「ドメイン」から「ドメイン設定」をクリックします。
ドメイン名の入力に https:// は不要です。
例)「https//:example.com」→「example.com」と入力すればOK。
「無料独自SLLを利用する」と「高速化」にチェックを入れます。
問題がなければ「確認画面へ進む」をクリックします。
ドメインの追加が完了すると「設定内容」が表示されます。
サーバーに設定が反映されるまで約1時間ほどかかります。
となりの「ドメイン設定一覧」タブをクリックすると「反映待ち」のアイコンが表示されています。
1時間後に様子をみにきて、無事に反映されたら「WordPressのインストール」作業にうつります。
WordPressをインストールする
再びエックスサーバーの「サーバーパネル(トップ画面)」に戻ります。
「WordPress」の項目から「WordPress簡単インストール」をクリックします。
先ほど追加したドメインの「選択する」をクリックします。
次の画面でインストールに必要な項目を入力していきます。
- 「WordPressインストール」をクリック
- サイトURLが正しいか確認する
- ブログ名を入力する
- ユーザー名とパス(自動入力)
- メールアドレスを入力する
- キャッシュ自動削除は「ON」
- 自動でデータベースを生成する
- 確認画面へ進む
内容に問題がなければ「インストールする」をクリックします。
インストール完了の画面が表示されたら、「目玉のアイコン」をクリックしてパスワードを表示させます。
あとは、その画面を印刷するかメモをとって保存しておきます。
これでWordPressのインストールは完了です。
常時SSL化する
次に「常時SSL化」するための手順を紹介します。
常時SSL化とは
サイトのURLには以下の4パターンがあります。
- https://example.com
- http://example.com
- http://www.example.com
- https://www.example.com
しかし、本来表示したいURLは
- https://example.com
だけなので、2~4のどれでアクセスしても https://example.com にたどり着くようにリダイレクト(転送)してあげようというわけです。
WordPress側の設定
まずはWordPressの管理画面にログインします。
例)http://example.com/wp-admin/
「管理画面URL」は、WordPressのインストール完了時に表示された画面に記載されています。
ダッシュボード左側のメニューから「設定」→「一般」をクリックします。
「一般設定」という画面が開いたら
「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」にある自分のURLの http を https に書き換えて「変更を保存」をクリックします。
WordPress側の設定はこれで完了です。
.htaccessを編集する
次に「.htaccess」を編集します。
エックスサーバーにログインして「サーバーパネル」を開きます。
「ホームページ」の項目から「.htaccess編集」をクリックします。
「.htaccess編集」タブをクリックします。
すると、デフォルトで以下のコードが記述されているかと思います。
# BEGIN WordPress <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteBase / RewriteRule ^index\.php$ - [L] RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d RewriteRule . /index.php [L] </IfModule> # END WordPress
「 # BEGIN WordPress 」を見つけたらその上に、下のコードを入力します。
<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine on RewriteCond %{HTTPS} off RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>
このコードを追加したら「確認画面へ進む」をクリックします。
ちなみに、下のコードが表示されている方もいるかと思われます。
SetEnvIf Request_URI ".*" Ngx_Cache_NoCacheMode=off SetEnvIf Request_URI ".*" Ngx_Cache_StaticMode
これはエックスサーバーのサーバーパネル「高速化設定」にある「Xアクセラレーター Ver.2」をONにすることで記述されるコードになります。
問題がなければ「実行する」をクリックします。
以上で「.htaccess」の編集は完了です。
リダイレクトの確認をする
次にちゃんとリダイレクト(転送)しているかの確認をします。
以下のURLを「ブラウザのアドレスバー」に入力してアクセスします。
- http://自分のURL
- http://www.自分のURL
- https://www.自分のURL
3つとも順番にアクセスしてください。
これらにアクセスして
3つすべてが「https://~」に切り替わったらリダイレクトは成功です。
おつかれさまでした。